【令和初の大事件】アニオタが京都アニメーション放火事件で思うこと

京都アニメーション放火事件コラム

令和元年。

新元号が始まってすぐに歴史の教科書に掲載されるレベルの大事件『京都アニメーション放火事件』が起こってしまいました……。

最初、ネットニュースで放火事件を知ったときは事態の大きさを認識しておらず、「ぼやでも起こったのかな?作品の原画が燃えてないといいけどなぁ……」と思っていました。

しかしよく調べてみると多数の死者や負傷者がおり、ぼやなんて比ではないことを知りました。

個人的には放火事件というレベルではなく、爆破事件とかテロとかのレベルだと思っています。

アニオタであるところの私が今回の京都アニメーション放火事件について思ったことを書いていきます。

アニオタの星だった京都アニメーション

京都アニメーション(以下、京アニ)という会社は世間一般ではそれほど有名でもなかったのでしょうが、アニメオタクにとっては知らない人はいないような優良アニメ会社です。

京アニはその作品クオリティの高さからアニメオタクたちからは羨望の眼差しを浴びてきた会社であり、多くのアニオタが一番原作をアニメ化してほしい会社といっても語弊はないと思います。

京アニは暴力的な作品は制作しておらず、ほのぼの系アニメが多いという印象のスタジオでした。

だから今回の事件とのイメージが合致せず、今でも信じられません。

私は今荒唐無稽な夢を見ていて、その中の出来事なのではないかと思うこともあります。

【日本の宝】貴重で優秀なアニメーターを何十人も失った

京アニ制作のアニメには、私の好きな作品がたくさんあります。

『涼宮ハルヒの憂鬱』『けいおん!』『氷菓』『日常』『中二病でも恋がしたい!』……挙げればきりがありません。

それらを制作したアニメーターさんたちは、言うならば日本の宝のようなものなのだと思います。

アニメーターとは基本的に薄給であり勤務時間も長いというのが一般的です。

それだからアニメーターを目指したいと思う若者もそれほど多くないのではないかと思っています。

しかしそんな中で京アニは労働環境が良く、アニメーターが働きやすいという稀な企業だったりするんですよ。

京アニに続くようにホワイトなアニメ会社が誕生していけば、良質のアニメが作られる機会も多くなるのではないかと思うので、今回の事件は残念です。

事件があってからというもののクラウドファンディングによる募金が海外発で開始されていますが、すでに二億円以上集まっているそうです。

それほど京アニというアニメ会社が多くの人に愛されているということの証明ですよね。

しかし何億円集まったところで失った人材は二度と取り戻すことはできません。

日本にとって、いや世界にとって貴重な人材が一瞬にして奪われてしまったことが残念でなりません。

【文化遺産】これまでの京アニ作品の殆どを失った

アニメーターを失っただけでなく、京アニ社長いわく「一切合切全部だめ」とのことで、これまでの京アニ作品の原画やデータなどは全て焼失してしまったようです……。

先にも書いたとおり、私は京都アニメーションの作品では好きなものが多いです。

二期や三期を期待しているアニメも多いし、ぜひとも京アニでアニメ化してほしいと思っていた漫画やライトノベルなども多数あります。

私が10代の頃から京アニ作品というものは神がかっているという話はどこでも見ることができました。

『原作をアニメ化するなら京アニが一番良い』と誰もが思っていたことでしょう。

10代の頃の青春時代に好きだったアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』や『けいおん!』の思い出がなくなっていくようでとても悲しいです。

私の同年代のお笑い芸人に霜降り明星の粗品さんがいます。

彼も京アニの涼宮ハルヒの憂鬱が好きと明言しており、それ(涼宮ハルヒの憂鬱の『エンドレスエイト』)をモチーフとしたバラエティ番組を作ったこともありました。

粗品さんは同時期の事件として吉本興行のこともありコメントもしづらいのでしょうが、心を痛めていると思います。

そしてその吉本興行の件の渦中にいるとも言えるロンドンブーツ1号2号の田村淳さんも京アニのCLANNADが好きと明言していたこともあり、吉本興行の件だけでなく京アニの件でも思うことがあるのではないかと思っています。

よく「アニメーターが亡くなってるのに作品の心配してるのがおかしい」という意見を目にしたりしますが、アニオタにとってはアニメーターだけでなく作品自体もほんとに大事なものと感じてるんですよ。

アニメーターも作品も取り返しがつかないんですよ。

もう一度書けばいいってことじゃないんですよ。

クリエイターにとって作品は子供のように思うこともあると言いますが、それがほぼ全てなくなってしまったことはアイデンティティの一部を喪失してしまうのではないかと感じています。

社長いわく「一切合切だめ」とのことでしたが、追加情報によると過去作品の作画や資料のデータをサルベージ(復元)することができるかもしれないとのことです。

結果はどうなるかはわかりませんが、亡くなったアニメーターさんたちが作ってくれたものが無事復元できることを祈っています。

一人でも多くの社員の方が回復することを祈っています

今現在で今回の事件による死者数は35人です。

安否がわかっていない監督の方も多く、名前の知れた方なので衝撃は大きいです。

生存されたアニメーターの方にはもう一度作品制作に携わってほしいと願いますが、PTSDなどで現場に戻って来られないのではないかと個人的に憂慮しています。

京アニレベルの作品を作れるアニメーターは貴重なので、一人でも多くの方が現場復帰できるまで回復できることを心から願っています。

まとめ

この記事ではあえて犯人である青葉真司容疑者には触れませんでした。

何が原因であんな事件を起こしたのかは今現在わかりませんが、それが社会の歪が根本原因であるのなら今回のような事件はまたいつでもどこでも起こり得ると思い恐ろしく感じます。

私個人的には今現在、あまりお金がある状況とは言えませんが、少額であっても募金はしたいと思っています(ネット募金の場合設定とか面倒だからアニメイトに直接募金かな)。

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