世の中にはゲームをクリアせず溜め込むいわゆる積みゲーをする人が一定数います。
積みゲー自体をコレクションのように楽しんでいる人もいますが、中には積みゲー消化が義務感となり苦痛になっている人もいます。
あなたもそうなのではないですか?
この記事では
- 積みゲー消化が苦痛になっている理由
- 積みゲーは消化したり売ったり捨てたりする以外にも『預け入れる』という選択肢がある
- 格安(ワンコイン)でゲームを預け入れる方法
参考にしてみてください。
人生は短い!積みゲー全てを消化するのは難しすぎる
何を隠そう、私は積みゲー民です。
パッケージソフトだけでも100本以上のゲームソフトを積み、それなのにも関わらず中古で安いゲームソフト見つけてしまうと買ってしまうような人間です。
そんなわけで積みゲーが増える一方だったわけですが、ある日気づきました。
積みゲー消化、無理じゃね?
積みゲー消化の基準はストーリーモードのクリアなので、一本消化するだけで20~50時間はかかってしまうことになります。
100本だったらどうでしょうか。
一本20時間でも2000時間、一本50時間だとすれば5000時間です。
一万時間の法則という物事を一万時間すればなんでもプロレベルまで上達するというものがありますが、その半分の時間をゲームに使うこととなります。
一本のプレイ時間を50時間と仮定するなら、一日平均2時間ずつプレイしたとしても2500日はかかる計算となります。
2500日って年数にすると約7年です。
全て心からプレイしたいゲームならいざ知らず、「やらなきゃいけない」という使命感でプレイする時間に価値などあるでしょうか?
固定で100本ってわけでもなく、面白そうなゲームは次々買ってしまうがために増える一方となるために、積みゲー地獄は終わることがありません。
そのため、今持っている積みゲー全てを消化することは難しいのです。
積みゲーマーである本人が言っているのだから間違いありません。
それならどうすればいいのか。
ゲームとは消化するための苦行ではありません。
楽しむために買ったのだからプレイしたい。できるならクリアしたい。でも無理だ。
そんなジレンマを解決するためにはプレイするか売るかの二択しか考えられなくなってしまうものですが、実は三択目があったんです。
ゲームソフトと物理的距離を置くことが積みゲーの裏技
プレイして消化するわけでもなく、売って完全に手放すでもない、解決方法があります。
それはどこかに預け入れ物理的距離を置くという方法です。
その新しい選択肢を用いることで積みゲーの苦しさから開放されるのです。
人は所有することでストレスを抱えるようになる生き物です。
戦後などの物が極限までなかった時代だとすれば、物があるだけで幸福になることができました。
しかし現代は物に溢れすぎており、人間の許容量を超えてしまっています。
いくら目につかないところに隠したとしても、手が届く範囲にあるとそれは自分で管理することが必要となってきます。
脳は完了してない事柄をずっと隅で考え続ける構造となっており、つまり積みゲーを増やせば増やすほど未完了タスクが頭の中を占領していくというわけです。
そしてそれがストレスに繋がっていくというわけですね。
大人になるとゲームが楽しくなくなっていく原因の一つとなっていることでしょうね。
子供の頃はお金がなくてゲームソフト自体があまり買えなかったけど、数が少ないからこそそれに集中して楽しむことができました。
しかし大人になって無限にゲームは買えるけど、プレイする時間もやる気もなくなっていく……。
どんどん悪循環に入ってしまうんですよね。
ダウンロード版のゲームソフトも世の中にだいぶ浸透してきましたが、それでも積みゲーをするような人はパッケージ版を購入することも多いことでしょう。
ノジマの2021年アンケート調査によると、パッケージ派が75.1%でダウンロード派が24.9%といった結果となり、やはり7割以上がパッケージを購入することが判明しました。
物理的に積むことが積みゲーの醍醐味にもなっていることもあるでしょうからね。
しかしそんな積みゲーをしていると、いつでも手の届く範囲にあることからこそ「やらなきゃ」という義務感にかられて苦痛を感じてしまいます。
だからといって売ってしまうと、手に入れたときの金額と少ないお金で手放し、それをまた取り戻そうとするとさらにそれと同等のお金がかかってしまいます。
プレイしたいけどしたくない……という積みゲーマーにとって、積みゲー消化を諦めて売るという行為はベターでありながらベストではないのです。
つまり、積みゲーをプレイして消化せずとも、擬似的に完了させることが重要となってきます。
ワンコインで預けられる格安収納サービスを活用しよう
どこかの倉庫に預け入れると考えると大きさから考えてちょっと大仰になってしまいがちですが、現代ではダンボール一箱から預け入れられる場所があるものです。
普通のトランクルームって安くても一万円くらいかかってしまうから、数百本程度の積みゲーを預け入れる人にとってはちょっと大げさだしお財布にも痛いですよね(1000本クラスの積みゲーなら大型トランクルームもあり)。
いろいろ調べてみましたが、ワンコインから積みゲーを預け入れるのに適しているトランクルームを見つけました。
『サマリーポケット』と『minikura』というワンコインから預けられるトランクルームです。
サマリーポケットなら、なんと月額330円から預け入れられます。
少しだけ料金は上がりますが、積みゲーに適したプランであるブックスプランなら月額495円。
ブックスプランはで本や雑誌、DVD・Blu-ray、そしてゲームソフトをスタッフが撮影し登録。預け入れたものを一つずつ管理してくれるんです。
サマリーポケットの場合、取り寄せ料金は一箱全部なら1100円かかってしまいますが、ゆうメールの個別取り出しなら352円から取り出せます。

minikuraは月額320円から預け入れられ、積みゲーに適したプランであるライブラリーBOXプランも月額500円でほぼ同様なサービスを受けられます。
minikuraも取り寄せ料金は一箱全部なら1100円かかりますが、個別取り出しなら356円から取り出せます。
いろいろ調べましたが、まさに積みゲーのための収納サービスって感じです。
不思議なもので、手元にゲームソフトがないというだけで、積みゲーを消化し終わったときのような爽快感、ゲームを売っぱらったあとのような開放感を得られるものです。
しかも『サマリーポケット』のブックスプランや『minikura』のライブラリーBOXプランだと、写真と名前を個別にデータとして保管しアプリから管理できるため、所持せずに所有している状態を作り出せるのでコレクション欲も満たせるんです。
積みゲー保管に適したトランクルーム『サマリーポケット』『minikura』については他記事で解説します(もっと良いものがあったらそれも追記)。
まとめ
ゲームは本来楽しくプレイするべきです。
なのに買いすぎてしまったばっかりに消化しなければならない苦行になってしまっては元も子もありません。
物理的距離を置くことで、『ゲームを楽しむ』ということを思い出せるようにしましょう。
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