こんにちは、ユウスケです。
現代の日本では若者でも結婚したくないという男が増えてきています。
現に男(若者)である私も結婚したいかしたくないかで言えば、結婚したくないと思っています。
20代から50代までの未婚者を対象にした内閣府の調査によると、『いずれは結婚したい』と答えた人は約45%にも登りました。
しかし、20代と30代では『結婚するつもりはない』という回答が約23%と高い数値となっています。
そしてそんな若年層で『結婚するつもりはない』と答えた男女比では、女性が21.25%で、男性27.65%となり、男性の方が結婚するつもりがないという結果となりました。
若年層とされる人たちの二割以上が結婚するつもりがないと考えているのは、国としては困ったことなのかもしれませんね。
しかしそれにも、ちゃんとした理由があります。
この記事では、若者の男が結婚したくない理由を自分の本音も交えて書いていきます。
若い男が結婚したくない9つの理由
娯楽が多すぎる
今の現代社会には無料や格安で楽しめる娯楽が多すぎるんですよね。
私はテレビゲームが好きなんですが、数万円のゲームハードを買ってしまえば後は2000円以内で買える面白いゲームが大量にあるために、たとえ貧乏であったとしてもエンタメに困るこてゃありません。
ゲームだけじゃなく、映画やアニメや食もどんどん良いものが増えているために何をしても楽しめるという現状があるわけです。
市場原理から考えて、良いものがどんどん安くなっていく傾向にあるため、お金をあまりかけずに楽しむことができるなら、高額高リスクな結婚なんて目に入らなくなってしまうものです。
恋愛がめんどくさい
現代の若者は恋愛がめんどくさいと感じる傾向にあるようです。
一昔前の恋愛事情ならもっと単純に恋愛を楽しめたのかもしれません。
しかし現代の恋愛はネットメディアの普及のためか、いろいろとめんどうなことが多くなっている現状があります。
ネットで検索すれば『こんな男(女)はモテない!』だとか『女(男)にモテるためには〇〇をすべき!』みたいな記事が大量に出てくるし、恋愛で失敗すればLINEやTwitterで晒されるかもしれない。
リスクが高いために尻込みしてしまうというわけですね。
他にも恋愛をしていると束縛されるなんてことはよくあることです。
男の立場からすれば、特に束縛されることは嫌なんですよね。
彼女か男友達かを選ぶとすれば、多くの男性が男友達を取るようです。
「自分が一番じゃなきゃ嫌」と考える女性が彼女だった場合、それでなんやかんや言われるのがめんどうに感じる男性も多いかと。
そもそも相手がいない
現代の若者で恋人がいる割合は少ない傾向にあります。
だからそもそも結婚を考える相手がいないというわけなんですよね。
それは……私も例外ではありません……!
(これは『したくない理由』ではなく『できない理由』ではnゲフンゲフン!)
結婚までに膨大なお金がかかる
日本では男女でデートするとき、デート代は男が払うということが常識化されています。
ただでさえお金がないのが若年層なので、デート代さえあまり工面できないないなら恋愛離れも進みますわ。
結婚どころじゃないってことですね。
真面目な男ほど恋愛しようと思わなくなってしまうわけです。
自由を失うのが嫌だ
『結婚すると自由を失う』という考えは昨今、男性の中でも話題になります。
一昔前なら自由を失うと考えるのは女性だけだったかもしれませんが、現代では男の方が結婚に対するデメリットを多く抱えているようにも思います。
まず法律が圧倒的社会的弱者であった頃の女性を擁護するようにできているために、ひとたび離婚すれば、親権は女性が取りやすいのにも関わらず養育費は多くの場合父親持ちということになります。
そして何より日本式の結婚だと、結婚後は自分はお小遣い制でしかお金を得ることができなくなりますよね。
それなのに妻は自分より多く娯楽費を捻出している家庭もあるとか。
そんな不平等条約あんまりだ……。
男という性別は、より多くの子孫を残すという本能があるために、多くの女性と関係を持ちたいと思う傾向にあります。
しかし結婚してしまうとそれはできないので、無理やり本能を封じ込めるということになるんですよね。
そういう意味からしても自由を失うということにもなります。
メディアで取り上げられるのは結婚の嫌な部分ばかり
婚活市場というものは一大産業なため、多くのメディアがしのぎを削っています。
しかしその一方で、結婚に不満のある男女の溜飲を下げるために、結婚の嫌な部分ばかりを掲載するメディアもあります。
それを目にした未婚の男女は、「やっぱり結婚なんてしない方がいいんじゃ……」と考えるようになるわけですね。
私もそのうちの一人です。
もっと「結婚は良いものだ!」という風潮をメディアが率先して作ってくれればいいのに、現状ではその逆のことをしています。
世の男性が私と同じ感性を持っているなら、結婚したくなくなるのも頷けます。
子供の親になる決心が付かない
結婚をすれば、いつかは子供をもうける人が大多数かと思います。
しかし子供をもうけるということは人の親になるということですよね。
今までは自分が子供の立場だったからあまり意識したことはなかったでしょうが、いざ人の親になると考えるとそれは大きな決心が必要となります。
日本人は特に真面目な傾向にあるために、親になるということ自体を考えて結婚するべきかを深く考えてしまうでしょう。
結婚したくない原因という意味とはちょっと違いますけどね。
結婚後の人間関係が嫌
結婚とは家と家との繋がりができるということです。
大好きな彼女がいたとして、彼女とだけ一緒にいたいのに、彼女の両親や親戚や友人たちとの人間関係も一緒に付いてくるなんてちょっと嫌だったりします。
個人主義が行き届いた社会だと、特に無用な人間関係を作ることが嫌な人が多いように思います。
一昔前の近所の人も家族みたいな社会だったのならまた違った価値観だったんでしょうけどね。
結婚式をしたくない
私は最悪(?)結婚したとして、結婚式は絶対にしたくないです……。
私は友人の結婚式に行ったことがあるのですが、そこで改めて結婚式は嫌だと思いましたね。
まず何が嫌って、めっちゃお金がかかる。
「結婚式とはお世話になった人のためにするもの」という欺瞞がありますが、それならご祝儀なんて徴収しないはずですよね。
私は当時お金がなかったのに無理やり捻出したという苦い思い出があります……。
そんな思いを知り合いにはさせたくありません。
そして大金をかけてデカデカと無駄なパーティー形式で、結婚を大々的に発表する意味はあるのかと疑問に感じます。
高度経済成長期からバブル期までなら余剰にお金があるので、結婚式をしてもさほどダメージはないでしょう。
しかし現代で数十万円から数百万円って相当な額なので大ダメージです。
そして二次会が嫌です。
私は友人の結婚式で二次会には行かなかったんですが、そこは社交場となっておりとりあえず誰かと話さなければなりません。
招待客だったならのらりくらり飲食しているだけでもいいかもしれませんが、自分がメインだったのならそうもいきません。
元から人間関係がめんどくさいと感じている人は特に結婚式は地獄に感じるでしょうね。
あと結婚式自体に呼べる友人の数が少ない人も苦労しそうですよね。
え……?誰のことかって……?聞くな……。
婚活市場に女余り現象が起きている
婚活市場と言えば、女性の売り手市場だというイメージがありますよね。
しかし最近の婚活市場では、女余り現象が起こっているようです。
結婚相談所でも婚活パーティーでも、男女比は『男:女=4:6』にまで落ち込んでしまっています。
以下は日本結婚相談所連盟のデータ画像。
日本では未婚男性が300万人いるとされ、その点では男余りと言えます。
しかしこのデータからも分かるとおり、もう世の男性の多くは結婚なんてしたいと思っていないのかもしれません。
婚活市場の女余り現象を見る限り『結婚できない男が多い』のではなく『結婚したいと思わない男が多い』ということが見えてきます。
女余りが起こる原因として『仕事が忙しい』『独身生活に満足している』『結婚後の不安がある』などがネット上の情報としてはよく見ますね。
でも男性側の原因ばかりをピックアップしているようで、何だか腑に落ちないこともあります。
「女性側にも原因がある」と記載するならものすごい批判を浴びそうなので、リスクヘッジとして男性側だけに原因があるように書いているように私には思います。
私の意見?
……ノーコメントでw
まぁ男女間のことなので、片方だけに原因があるということはありえないんですよね。
これからの時代は結婚するべきか否か
私は結婚というものに現実味を感じず、結婚はしないかもしれないと思っていますが、それでも周りの同年代の中では結婚する人は増えてきています。
しかし結婚した友達は、『長男だから』とか『結婚するのが当たり前だから』とか古い固定観念の元で結婚している人が多いので、自分と単純に比較することは難しいんですよね。
「結婚するかどうかはわからない」と思っている知人が次々と結婚し始めたら、私も結婚したくなったりするのかもしれませんが。
私の周囲のことは置いといて、日本の現状として生涯未婚率はかなり高くなっているらしいです。
最新の生涯未婚率は男性で23.4%、女性で14.1%。
四人に一人は結婚しないということですね。
そう考えると私の知人の中でも生涯未婚な人もいると考えても不思議はありません。
昭和や平成の時代だったのなら、結婚しないことはあまりよくないことだったかもしれませんが、生き方の多様化が加速するであろう令和の時代はどうかわかりません。
むしろ結婚しなくても普通の社会になるのかもしれません。
それか結婚という概念自体が別のものとなっている可能性もあります。
そんなことからも、従来の結婚という制度を使うかどうかが悩みどころなのであります。
従来の結婚するメリットとしては
- 一人の異性を家族にできる
- 金銭面や身体面・精神面で助け合える
- 子供を作れる
- 会社員だと出世できる確率が高まる
などありますが、それも今後の制度改革や科学技術の発達により結婚しなくても補完できるようになる可能性は高いです。
私は今のところ結婚という選択肢を選ぶかどうかは不明ですが、あなたはどうしたいですか?
まとめ
結婚したくない若者(男)の本音を書いてみました。
結婚にメリットを感じられなかったり、結婚する意味が見当たらなかったりで、これからの日本では独身者が増えていきそうです。
私が生涯未婚かどうかはわかりませんが、今のところは世の多くの男性と同じく結婚はしたくないtです。
もっと法律や風潮などで、結婚したいと思わせる社会になってほしいと心から願っています。
以上、ユウスケがお送りしました。