こんにちは、ユウスケです。
だいぶ前の書いたPS3をどこで買ったらいいかという記事が大好評なようなので、それのPSP版を書いてみようと思います。
PSVita以降、携帯ゲーム機市場から撤退してしまったSONYですが未だに人気の衰えない端末がPSPです。
すでに生産も販売も終了してしまっているPSPのため、買うなら主に中古市場となるわけですが、それをどこでどの型番を買えばいいのか悩むことがありますよね。
最近になって今さらPSPを買ったので、この記事では『どこで』『どの型番』を買えばいいのか注意点を交えながら解説していきます。
PSP中古購入の悩みを最近PSPを買った本人が完全解決しようと思います。
【注意点多し】今さら中古PSP買った人からのアドバイス【大満足】
【自分で動作確認が吉】中古PSPはどこで買うべき?結論:買うなら実店舗で!
PS3を買うときはなんだかんだでメルカリを勧めていたんですが、PSPのような携帯ゲーム機では事情がちょっと違います。
PSPを買うならGEOやブックオフのような実店舗での購入が吉でです。
なぜPS3のときと違いネット市場でなく実店舗で買うべきなのかというと、携帯ゲーム機は店頭ですぐ自分で動作確認できるし、それが必須だからです。
据え置き型ゲーム機は液晶もボタンも替えがきくもののため、あまり問題視されることはありませんが、携帯ゲーム機では事情が違います。
携帯ゲーム機では異常があるのなら修理が必要になり、めんどくさい上に購入した代金程度の修理費までかかります。
例えばブックオフで買うのなら動作に問題があったなら期間制限内ならレシートがあれば返品に応じてくれます。
ということもあり、私は絶対にPSPを中古で買うなら実店舗で買うことを勧めるわけです。
以下からは実店舗で中古PSPを買う際についての注意点を解説します。
【しくじると危険】中古PSPを今さら買う際の注意点
PSPをネット市場で購入することもなしではないのでしょうが、注意点や危険性も多いためにあまりおすすめできないんですよね。
メルカリなんかだと写真もありで動作確認済みを大々的に謳い販売しており、専門業者なら信頼がおける情報で安心して購入できそうですが、返品を承ってないところも多いところも注意。
そして何より、PSPのような携帯ゲーム機だと自分で動作確認した方がいいというのもポイント。
例えば、PS3のような据え置き型ゲーム機は店頭で自分で動作確認をすることができないため、店舗や個人が発する情報を信じて購入するわけです。それはメルカリなどでのネット購入でも同じ。
でもPSPのような携帯ゲーム機なら店頭で自分で動作確認ができるため、その場で納得して買うことができるんですよね。
PSPで主に確認しなければならないことは以下。
- 液晶の黄ばみ
- 液晶内に入ったゴミ
- ボタンやスティックの反応や押しやすさ
- バッテリーの有無と寿命
- 本体表面と裏面の傷汚れ
- 充電器の有無
などなど。
中古携帯ゲーム機を買うときに特に注意する点は『液晶』と『ボタンの状態』と『バッテリー関連』です(メモリースティックについてはどこでも格安購入できるのでそこまで重要じゃないです)。
UMDの読み込みに関しては長時間プレイでしかわからないことなので、購入店舗を信頼するほかないです(不具合あるなら返品しましょう)。
詳しく見ていきましょうか。
液晶の状態の確認(黄ばみ、内部ゴミ、傷)
PSPなどの携帯ゲーム機の液晶は経年劣化で黄ばむことがあり、もはやレトロ機種となったPSPでは黄ばみの目立つ中古本体も市場には多いです。
ネット出品物では多く黄ばみあるものが売られています。
業者ではなく個人の出品者では黄ばみについてよく確認せず、外面だけを見て『目立った傷汚れなし』などの状態で売られていたりするんです。
しかも参照写真では黄ばみが分かりづらかったりもして、実際に届いて自分の目で見てみたら満足できるものではなかったということもあるでしょう。
液晶の黄ばみを隅々まで確認するには設定→テーマ設定→カラーを選択し、あらゆる色で確認しましょう。ホワイトが一番よくわかるのでおすすめ。
液晶の黄ばみだけでなく、液晶内にゴミが入ることもあるので、細かいものは写真では見えないことも多々。
液晶の傷も気になりますが、多くの場合PSPには液晶傷対策として保護フィルムが最初から貼られていることも多いのでそこはあまり気にする必要はないのかなと思っています。
とりあえず、携帯ゲーム機の肝である液晶の状態については自分の目で直接確認することが大切なんです。
ボタンやスティックの状態(反応、押しやすさ)
携帯ゲーム機はコントローラー一体型のゲーム機のため、ポタンやスティックの状態が最重要の一つとなります。
ボタンが駄目になるということはすなわちそれがゲーム機としての寿命になるため、納得できるまで自分で確認する必要があります。
ポタンやスティックの操作性は自分が思う感覚と出品者が思うものは違う可能性だってあるので、自分で確認することが重要。
反応自体は正常だけど、押しにくかったり動かしづらかったりするとプレイするときにストレスとなるので要確認ですね。
バッテリーの有無と寿命
バッテリーの有無と付属する場合のバッテリー寿命も大事。
どこでもバッテリーが付属しないPSPは売られていますが、バッテリーが付属しない場合は安値の値段設定がされていることもあります。
バッテリー自体は非正規品であれど、新品で買うことができるのでそこまで重要ではありません。
しかし非正規品は質が悪く、充電の持ちが悪いです。
実際に私はバッテリーなしのものを買い、あとでAmazonで非正規品バッテリーを買いましたが、やはり正規品とは違い充電の持ちが悪いです。
販売停止となった正規品の新品はありえないほど高いので我慢しなければならないですが、それくらいはしょうがないかなと諦めています。
ちなみに内部のバッテリーの持ちが悪くても、今やどこでも売っているスマホ用モバイルバッテリーをPSPのUSB充電器を常時使用していれば何も気にすることはなくなりました。
ちなみにちなみに、非正規品のバッテリーが届くまではPSP1000のバッテリーで運用していました。
PSP1000のバッテリーは物理的に大きいため蓋が閉まらないという欠点もありますが、十分使えるんですよね(非正規品より安定して使えるw)。
もし買おうか悩んでいるPSPを見つけたけどバッテリー欠品だった場合に備えて、私は買い物に行くときはPSP1000用のバッテリーを常に持ち歩いていました。
今からPSPを買おうっていうんだからバッテリーすら持っていない人は多数だと思います。
安心してください。PSPはバッテリーなしでも一応動くので、店員さんに充電器を貸してもらって自分で動作確認してみましょう。
それがめんどくさい人は合わせて2000円くらいかかりますが、予めバッテリーとバッテリーチャージャーを買っておくのもありです。
いつどこで良状態のPSPに出会えるかわからないので意外とおすすめです。
本体表面と裏面の汚れや傷
据え置きゲーム機と違い、携帯ゲーム機は本体を持ち歩くため本体の汚れや傷が気になる人は多いかと思われます。
携帯ゲーム機はコントローラーが一体型となっているために、使えば使うほど傷汚れが付き、悪いと塗装が剥げるなんてことにもなります。
自分の目で隅々まで確認し、納得のいく外観のものを購入しましょう。
充電器の有無
買うとき最後に確認するのは、専用の充電器が付属するかどうか。
私はPSP3000を購入する前にPSP1000を所有していたために、USBで使える充電器は持っていたんですよね。
だからコンセントで充電する専用充電器は必要ないかなと思ったわけですが、USB充電器は電圧の問題なのか何なのかは不明ですが、うまく充電されないときがあります。
充電されなくて「まさか故障か……!?」と思いましたがすぐに専用充電器で充電開始するとすぐに充電されるようになりました。
PSP1000ではあまりそういうことはなかったため、これはバッテリー自体が非正規品だからという問題もありそうです。
ほぼ非正規品しかないPSP3000のバッテリーは、特に専用充電器の有無は重要というわけなんですよね。
【選び方】中古PSP買うなら型番は絶対『PSP3000』!『PSP1000』は安くてもやめとけ!
今さらPSPが欲しくなったけど、どの型番を買えばいいのか悩むこともありますよね。
PSPには3つの型番があります。
それは発売順に『PSP1000』『PSP2000』『PSP3000』です。
私はその全ての型番を所有していたことがあります(現在は『PSP1000』と『PSP3000』のっみ)。
もうすでに販売終了となったPSP全シリーズを買うなら中古市場で買うほかないわけですが、中古市場にはどの型番も出品されています。
さてどれを買えばいいか。
結論から言うと、絶対にPSP3000です!
なぜかと言えば、単純明快、一番新しく性能が高い型番だからです。
PSP2000とPSP3000の目に見えた違いはなさそうですが、それまので培った企業の経験の結晶が詰め込まれた最終版であるPSP3000を選んだ方がいいのは自明でしょう。事実性能も向上していますしね。
なぜPSP3000を買った方がいいのかを事細かに各型番と比較しながら解説します。
PSP1000と3000の違い
まずは一番違いのあるPSP1000とPSP3000との比較。
最初期の型番であるPSP1000も所持していますが、正直全然違うゲーム機だなという印象です。
PSP1000とPSP3000の違いは主に以下。
- 画質が泥雲の差
- PSP3000の方が明るい
- メモリが64MBに増量でゲーミング性能が良い
- 重さと厚さが全然違う
- スピーカーの位置が違う
私は長い間PSP1000を所有しており、ソフトも買ってあったのですが、どうにもプレイする気が起きませんでした。
それをなぜかと考えてみたら、3つのことに集約されることが分かりました。
それはPSP1000は『画質が悪い』『重いし厚い』『性能が悪い』。
今どき誰でも高画質なスマホの液晶に見慣れているし、PSP1000程度の画質はかなり悪い部類になります。
もちろんPSP3000でもスマホに画質は及びませんが、それにしてもPSP1000では耐えられない。
そして重量の重さもPSPソフトのプレイ阻害要因にもなっていました。
PSP3000を所持している今だから声を大にして言いたいですが、PSP1000は重すぎます。
PSP3000はスマホより軽いですが、PSP1000はスマホよりも重いのです(スマホにもよるけど)。
長年PSP1000を所有してきたから、PSP2000ぶりに新型PSPであるPSP3000を持ったときは「軽っ!www」ってびっくりしました(笑)
厚みもPSP3000と比べるとなかなかのもので、今持ってみるとがっしりしすぎる印象。
そしてPSP1000だと内部メモリが32MBなのに対し、PSP3000は64MBと2倍。
要はゲーミング性能がPSP3000の方が良いというわけです。
そしてPSP1000にはない機能があります。
それは専用コードを使ってモニター出力ができるか否かです。
PSP2000以降、PSPにはモニター出力を行う機能が搭載されているんですよね。
しかも現在では非正規品ですがHDMI出力に対応したコードまで売っています。
PSPソフトをモニターで楽しみたいと考えている人ならPSP1000は自然と除外されるはずです。
もはやPSP1000を買う意味は中古市場での『安さ』の一点しかありません。
中古PSP3000は安くて5000円とかですが、PSP1000は2000円とかで買えたりもしますが、長く使うつもりならそんなのは大した差とは思えないので安物買いの銭失いとなっていまうわけです。
PSP1000は最初期の型番のため、経年劣化している可能性も比較的高い傾向にあるため状態の良いものを探すことに苦労したりするんですよね。
PSP1000とPSP3000の見分け方は一目瞭然ですが細かく言うなら、『厚い』『重い』『液晶上部にメッシュ模様』『スピーカーが液晶の下』がPSP1000と覚えておきましょう。
PSP2000と3000の違い
さて、大きな違いのあるPSP1000とPSP3000では絶対にPSP3000にするべきだと思いますが、PSP3000との目に見えた差があまりないように思えるPSP2000はどうでしょうか?
実は、PSP3000は体感で分かりづらくともPSP2000よりもプレイしやすく性能アップした機種。高画質化や応答速度の改善がなされています。
しかもPSP2000とPSP3000は中古市場でそこまで値段に変わりはありません。
そのためわざわざPSP2000を買うメリットがないんですよね。
最新型番が存在しているのに大してメリットがあるわけじゃないその型落ち品を所有しているのはモヤモヤするはずなので、どうせなら期を待って状態の良いPSP3000を手に入れましょう。
もしPSP2000でしかないカラーが欲しかったりどうしても今すぐ欲しくて状態の良いPSP3000がないのなら致し方ありませんが、そうじゃないのなら大人しくPSP3000を買うようにしましょうね。
PSP2000とPSP3000の見分け方は分かりづらいですが、『SONYのロゴが右側上部(PSP3000は左側上部)』がPSP2000と覚えておきましょう。……分かりづれぇ……。
ダウンロード版ソフトを買うつもりならPS3もセットで買わないとダメ
PSPソフトやPSアーカイブスなど、ダウンロード販売されているものをプレイしようと考えている人もいるかと思います。
しかしそこにはトラップがあります……。
PSPダウンロードソフトやPSアーカイブスは、PS3とPSVitaでしか購入することができなくなりました!
つまるところPSP実機でもPCでも、PSPダウンロードソフトもPSアーカイブスも購入できないんです……。
だからPS3かPSVitaかどちからかを所持している必要があるんですよね。
しかも最近気がついたんですが、クレジットカード決済はできなくなり、PSストアカードを登録しないと購入できないというクソめんどくさい仕様にも変更されています。
(もうPS3とかPSPとかとは決別したいんだろうな、SONY……)
以上のことから、PSPでダウンロードソフトを利用するのならPS3かPSVitaも同時購入しましょう(すでに持ってるならラッキー)。
ただダウンロードソフトの購入だけしたい人は、性能や状態を気にしないのならジャンク品でない中古PS3をどこかで購入しましょう。
PSVitaもいいようですが、PSvitaはまだまだ高い!
今でも安くて10000円以上はします(使い道少ないくせに……拗)。
コスパを考えるならPSPを買うならPS3もセットでってことです。
PSP Go?論外である
PSPには『PSP Go』というレア機種があります。
しかしPSP Goは……買う価値ないです(断言)。
だって、PSP独自規格のソフトであるUMDソフトが使えないんですもん。
ダウンロード版ソフト限定で使えます。
ダウンロード版ソフトメインで使うならありかもしれませんが、ダウンロード版がないソフトもあるし中古で格安で買えるのはUMD。
デメリットばかりが目立つPSPの型番となるため、PSP Goを買う理由はないというわけですね。
私が知らないだけでPSP Goにメリットもあるのかもしれませんが、PSPの良いところが丸々剥ぎ取られた黒歴史な機種だと認識しています。
PSVitaの価値は急落。PSPの代わりに買うべきではない
PSPの後継機として生み出されたのがPSVita。
つい最近まではPSVitaを所有している価値がありました。
それはとあるソフトがそれでしかプレイできないというところにありました。
それを大きく担ったものとされるのが『ペルソナ4G』でしょうね。
大人気ゲームであるペルソナ4Gというソフトは、2023年1月にリマスター版が発売日されるまでPSVitaでしかプレイできませんでした。
そのためペルソナ4G専用機となっていることも多かったようですが、リマスターショック(?)によりその価値は急落。
中古市場では物理店舗でもネット店舗でも大量出品されることになりました。
PSPを買いたいのに売っているのはPSVitaばかりなんて状況には何度も出くわしています。
PSVitaのソフトはPS4でリマスターされることが多く、PSPVitaでしかプレイできないソフトもそう多くはありません。
しかしPSPVitaでしかプレイできないソフトもまだ少しですがあるので(Fateなど)、それを求めているのなら買うのもありかもしれません。
そしてあらかたプレイし終えて、まだ高額出品できるうちに売っぱらって元を回収するなんて賢いやり方をしてみましょう。
ともあれ、PSP Go同様に、それ自体にメリットを感じるわけでなく、PSPの代わりとして購入することは避けましょう。
現代でPSPをエミュレータとして使うのは微妙……
PSPを他のゲームを使えるエミュレータとして活用しようと考えている人もいるかと思いますが、正直現代でPSPを選ぶ必要ある……?とちょっと疑問です。
だってよく考えてみてください。
ポータブルゲーミングPCがある時代ですよ?
SteamDeckを始めとするPSPよりも遥かに性能が高いポータブルゲーミングPCでは改造なんかなしでエミュレータは使えるし、コントローラー選択の自由度も高くて操作性も◯。
現代ではPSP1000からPSP3000まで全てのPSPがエミュレータに改造できるわけですが、ポータブルゲーミングがあるならそもそもPSPじゃなくてよくね?って思うわけです。
そりゃ安く買うならPSPの方がいいでしょう。
でも『改造が面倒』『性能が低い』『操作性が悪い』という三拍子がある時点でストレスになるので費用対効果は低めと考えます。
PSPは良いものを安く買って5000円くらい、ポータブルゲーミングPCは実用性のあるものなら30000円以上。
でもゲーミングPCと名のつくものなんだから、他のあらゆる用途でも使えます。
もし携帯できるエミュレータを探しているのなら普通にSteamDeckとかのポータブルゲーミングPCを買いましょうね。
まぁ、持ち歩くんでなければ普通のゲーミングPCでもいいわけですが。
なお、過去ゲームのエミュレータくらいなら低スペゲーミングPCでも動くので、過度に高スペPCはいりません(中古や型落ち品でOK)。
まとめ
今さらPSPを買うならどこでどの型番を買ったらいいかのアドバイスでした。
エミュレータなんかで遊ぶのもいいですが、やっぱ実機でやってこそのゲームですからね。
UMDで遊ぶならシャーシャーうるさく言わせながら遊び尽くしましょう!w
以上、ユウスケがお送りしました。