こんにちは、ユウスケです。
ニートって2018年現在、70万人くらいいるそうです。
実は私も今現在一応ニートの端くれなので、この統計にも組み込まれていると思います。
そんな私がニートについて調べ解説してみました。
ニートの意味とはなんぞや?半ニートの私が解説!
ニート(NEET)とは『Not in Education, Employment or Training』の略語であり、つまるところ就学・就労・職業訓練のいずれも行っていない人のことです。
15才から34才のうち、学校にも通わず家事もしてない若者のことを指すことが多いようで、若年無業者とも呼びますね。
発祥はイギリスで、言葉自体は1999年からあるんですね。
21世紀を代表する言葉の一つとなったのではないでしょうか。
と、まあそんな難しい言葉の語源なんかは置いといて。
実際のところニートってなんだ?ってことを書いていきます。
日本社会のニートの定義ってなんだ?
2018年現在、日本には何十万人のニートがいると言われています。
ニートだけで一つの街ができるくらいですね(笑)
ニートは34才までの若年無業者のことを指すので、そこには35才以上のニート状態の人は含まれていないものと思われます。
つまり高齢ニートであるスネップも合わせるとその数はもっと増えるということです。
まあスネップという言葉があまり浸透していないのでスネップ=高齢ニートと呼んだほうがわかりやすいですよね。
さてさて、実は日本社会が定義するニートの定義は『厚生労働省』と『内閣府』の二つが定めています。
つまりニートの定義が二つあるわけですね。
厚生労働省のニートの定義は
『15~34歳までで、仕事に就いておらず、家事も通学もしていない人』
であり、
内閣府のニートの定義は
『15~34歳までで、学校に通学せず、独身で、収入を伴う仕事に就いていない人』
というものです。
つまり内閣府は、収入を伴う仕事ではない家事手伝いもニートの内に含めるという見解を出しているということですね。
ニートになってしまう・なってしまった人の特徴
好きでニートしている人や、仕方なくやむなくニートしている人などそれぞれいるのでしょう。
そんな日本にいるニートはどうしてニートになってしまったのか、その特徴を見ていきましょうか。
社会不適合者
……はい、私は社会不適合者です……。
人それぞれその度合のほどは違うと思いますが、社会に適合できなかったいわゆる『社会不適合者』という人間はニートになりやすいです。
そもそも今の社会がおかしいという意見はネットで調べてみても多くあり、そこに適合できないことが本当は普通なのではないかと私は考えたりしますがね。
社会と折り合いが付けられない人
社会不適合者ほどの社会に苦手意識や嫌悪感を抱いてはいませんが、現代社会というものに疑問を抱いている人は多いと思います。
そういう人間がニートになってしまうことも少なくないのでしょう。
働いたら負けだと思っている人
日本で働くことは利害に合わないと気がついている人のことです。
この画像はネットではあまりにも有名ですよね(笑)↓
この人の言い分を聞いて呆れる大人も多いかと思われますが、実は真理をついていたりします。
日本という国は、働くことを強要するくせに働く者に厳しい社会です。
働けば働くほど時間は奪われ、税金という罰金も取られます。
それなら働かないで生活保護などに寄生したほうがお得、という考えになることは自然の流れと言えますよね。
この人、負けてないといいな……。
会社を自己都合退職orクビにになってからズルズル無職を続けている人
仕事に疲れて仕事を辞めた人や、何かをやらかしてクビになったという人は、仕事というものに消極的になりがちです。
自己都合対象の場合、失業保険が出るまでに何ヶ月か時間がかかるためにその間は何もせずにいるみたいな人も多く、その日々の中でやる気を失ってしまうんですよね……(実体験)。
結局、失業保険を貰い終わってからもズルズルと無職生活を続けてしまい、社畜だった人間は立派なニートとして生まれ変わるというわけです。
鬱病などの精神病にかかってしまった人
これはしょうがないですよね。
『鬱は甘え』なんて言葉があったりしますが、それは嘘でしょう。
もし鬱でニートになってしまったのなら、ニートであることの罪悪感を感じないようにしてゆっくり療養しましょう。
親が金持ち
働かなくても生きていける資産が十分あるがためにニートをしているという人もいます。
羨ましい限りですが、それも親のご機嫌次第なので時間制限があることもあります。
いきなり部屋に訪れて「働け」だとか「生活費入れろ」だとか「出て行け」だとか言われるのも時間の問題です。
しかし甘々な親の場合、運が良ければ人生のほとんどを親に寄生することが可能です。
しかしそれだと「何のために産まれてきたんだ?」「人生って何だったんだ?」と哲学的なネガティブニヒリズムに傾倒してしまうことになる恐れがあるので注意。
不労所得がある
私はインターネットビジネスでわずかながら収益を得ています。
いわゆるネオニートというわけですね。
不労所得があるとニートができます……と言っても嫌でも貧乏生活になってしまうわけですけどね。
ニートの末路とは……
よく『ニート』と検索すると、関連キーワードに『ニート 末路』というものが出てきます。
それをクリックしたら最後、自らの未来を悲観する旅へと誘われてしまいます……。
上位に食い込むサイトタイトルといえば『ニートの末路が悲惨過ぎる!!』的なものばかりです……。
しかしニートだったけどネットビジネスでお金持ちになったとか、ニートだったけど世界的に有名な漫画を書いたとか、成功例だってあります。
まあ大きな成功をしなくても、末路は悪いものだけではないと私は思いますがね。
ニートであることに劣等感を抱いていたりするのなら良い未来はあまり期待できないとは思いますが。
働きたくないでござる
日本人というものは世界でも働き者として有名な民族であり、世界一働いているとも言われています。
しかし、我思う。
働きたくないでござる。
ていうか誰もが思っていることじゃないですか?w
現代人で働きたいから働きたいている人ってどれくらいいるんでしょうね……。
国は税収を得たいから無理矢理にでも国民みんなに働いてほしいのです。
『1億総活躍社会』だなんて言っていたりしましたが、正直寒いですよね……。
NEET株式会社なるものが存在している
全員が取締役で全員が従業員。
上手く回ってはいないようですが、実験的な取り組みとしては面白いものですがね。
給料なんてないけど(むしろ年会費がかかるけど……)、「俺働いているし!会社勤めしてるし!」という社会への言い訳に使えそうです。
しかし社名は明かすことができないのが玉にキズ。
「NEET株式会社に勤めてるんだ!」ってつまりニートだと公言しているようなものですもんね……。
ニートの生き方を考えよう
さてさて、日本社会におけるニートの実体(?)を書いてきたわけですが、ニートはニートであるだけで生きづらいです。
働いても負け、働かなくても負けという社会がそこにはあるのです……。
日本の『働く』という概念を大幅に拡張しなければいけない時期が来ていますね。
今までニートと言われていたような人たちも、既存の『働く』という概念を超えて収入を得て生活することもできる現代。
ニートの人で働きたくないという方は、社会での生き方を模索していくことが課題だと思われます。
ニートでも稼ぐことができる社会
私は今現在インターネットビジネスで生計を立てています(生計を立ているとは言っていない)。
一応自分的には一日中働いているつもりなのですが、日本社会では私のような人間をニートだとかネオニートだとか言うのでしょう。
自宅にいながら、たとえ引きこもりでも生活費を稼げるのなら国が言うようなニートではないと思うんですがね……。
それでも私はあえてニートと名乗りましょうか。
ニートであることが普通の社会になれば、我々がその先駆けです。
イノベーターになりましょう。
ベーシックインカムを導入して1億総ニート化へ
2017年に小池百合子東京都知事が立党した『希望の党』。
そんな希望の党の公約に『ベーシックインカム』が掲げられたことが大きな話題となりました。
ベーシックインカムとは、国民に一定額の資金を毎月支給する制度のことをいいます。
つまり、国民全員ニートでも許されるということが可能となるわけです。
財源はどうするんだとか、国民が堕落するだとかいろんな意見があります、私自身は導入すべきだと思っています。
これからの社会はそうなっていくべきだと思っています。
日本人は生真面目だからベーシックインカムの成功例になるだろうという意見もありますしね。
1億総ニート……良い響きだ……。
まあでも日本人は働いてしまうでしょうね。
そんな性を背負った民族です(私は違う)。
まとめ
ニートについての知識が深められましたか?
多くの人が生きづらいと感じている国・日本では実はニートこそが勝ち組なのではないかと感じる今日このごろ。
誰もが働かなくても生きていける社会が来ることを願っています。
以上、ユウスケがお送りしました。