こんにちは、ユウスケです。
自由度が高い神ゲーとゲーマーから絶賛されているスカイリムの前作に、オブリビオンというゲームがあります。
最近PSのゲームストリーミングサービスであるPSNowが月1180円に価格改定され興味が湧いたので調べてみたところ、オブリビオンもラインナップされていたため、その良さを布教するために記事を書いてみます。
一言で言って、オブリビオンはPSNowに登録したのなら絶対にやるべきおすすめできる作品となります。
もう10年以上前のゲームになるんですが、その面白さの本質は変わらないからです。
最新作であるスカイリムをプレイ済みでも、もしPSNowに加入するのならぜひともオブリビオンはやってもらいたいものです。
スカイリムよりオブリビオンの方が面白い!と思う4つの理由
スカイリムと違い緑の自然が美しい
エルダースクロールズシリーズはタムリエルという大陸の中で巻き起こる物語であり、5作品目であるスカイリムはそのままスカイリム地方で物語が展開されます。
しかしスカイリム地方は寒冷地体であり、年中雪が積もっています。
雪景色が綺麗と思うこともあるんですが、雪ばっかで正直景色に飽きてきます……。
物語自体も明るいものではないので陰鬱とした気分になることもあったり……。
その点、オブリビオンでは基本的に緑豊かなシロディール地方を散策できるので楽しいです。
気分も明るくプレイできますね。
BGMがスカイリムとは一味違う
エルダースクロールズを始めとするベセスダ作品は音楽が秀逸です。
どの作品も甲乙付け難く名作BGMを楽しめるのですが、スカイリムとオブリビオンでは同じシリーズですがBGMの雰囲気が違います。
スカイリムは過酷な環境で生き抜くような壮大なBGMだったのに対し、オブリビオンでは基本的に豊かで平和な国って感じのBGMなんですよね(分かりにくいか……)。
個人的はやはり気分が明るめなオブリビオンのBGMが良いと感じました。
英語音声・日本語字幕が逆に雰囲気が良い感じ
スカイリムからは日本語音声・日本字幕という神ローカライズでしたが、オブリビオンでは音声は英語でした。
スカイリム方式のローカライズの方が支持が集まりそうですが、私はオブリビオンに限っては英語音声・日本語字幕で良かったと感じています。
オブリビオンがPS3で発売してすぐに買ったから思い出補正されているのかもしれませんが、雰囲気がスカイリムと違って良い感じなんですよね。
もちろんスカイリムの雰囲気が悪いというわけではないんですが、それでも音声が違うだけで別ゲーのように感じることもあります。
特に洋画は字幕派だという方はオブリビオンは楽しめると思います。
キャラの動きがコミカルで全体的に笑える
スカイリムは正直かっこつけすぎだと思います(笑)
オブリビオンではブサイクだったオークのデザインも、スカイリムではかっこよく表現されていたりして話題となりました。全体的にオブリビオンよりもキャラのクオリティ自体が高いんですよ。
でも私はオブリビオンのようなあのコミカルな感じが好きだった……。
オブリビオンではキャラが変に特徴があり、悪く言えば……いえ、良い意味でのカッコ悪さがあったんですよね。
基本的にガニ股で、ダメージを食らったら「ボゴォ!」と叫ぶ……。
そんなオブリビオンのコミカルさが私は好きだった……。
いわゆるバカゲーチックなんですよねw
そんなコミカルさがよく出ているのが『おっさんの大冒険』というネタ動画。
どこにでもいる普通のおっさんがオブリビオンの世界を冒険するという物語(?)です。
最初から途中まではオブリビオンで話が進んでいたんですが、残念ながら後半からはスカイリム→ダークソウルとおっさんが活躍する動画が変わっていきました。
正直『おっさんの大冒険』はオブリビオン時代が一番笑えます。
やはり『おっさんの大冒険』を面白いと感じるのは、オブリビオンのコミカル調のゲームデザインがゆえだったのかもしれませんね。
バカゲーが好きな人はスカイリムよりもオブリビオンの方がおすすめです。
オブリビオンの思い出。タマネギや衛兵の「スタァップ!!!」
さて、ここではオブリビオン思い出でも語っていきましょうか。
私はそのゲームをコンシューマ機で販売開始してすぐに購入したわけですが、その神ゲーさに驚愕したものです。
自由度が高いゲームと言えばグランド・セフト・オートのようなクライムゲームが主流だった当時、オブリビオンのような仮想世界で生活するような自由度の高いRPGというゲームは珍しかったんですよね。
そして何よりゲーム内で起こる出来事が滑稽で笑えるなんてことが多く、そこに魅力を感じました。
オブリビオンでは変なNPCが多いので笑えるネタがたくさんあるんですよね。
それが楽しみの一つなので少し紹介します。
まずはタマネギの話から始めますか。
熱狂的ファン(通称タマネギ)は闘技場でグランドチャンピオンになることで連れ回すことができるようになるNPCです。
こっちからお願いして従者にするわけではなく、突然現れて「バイアズーラ!バイアズーラ!バイアズーラ!」とかわけのわからないことを口走り、わけもわからず了承すると付きまとうようになります。
普通、従者と言えば戦いが始まったなら一緒に戦ってくれたりするものですが、タマネギは戦闘開始すると一目散に逃げていきます(笑)
一定時間経つと戻ってくるわけなんですが、約立たずも甚だしいものです。
ちなみに不死属性は付いていないために死にます。あっけなく死にます。
それでも3日後にはまた新たなタマネギが私の前にリスポーンします。
同じ顔、同じ声、同じセリフ。
一体、タマネギとは何者なのでしょうか……。
次に帝都衛兵のネタ「スタァップ!!!」を紹介します。
帝都を中心としたシロディール地方には衛兵がそこかしこにおり、横切ったりすると「へいよーぐっずすっす」と挨拶してきたり、会話終わりには「ていけー」と言ってくれます(?)。
基本的には味方であり優しい衛兵なのですが、一度犯罪に手を染めると「スタァップ!!!」とものすんごい剣幕で呼び止められるんですよ。
そして牢屋送りか賄賂を渡すか戦闘が始まります。
この「スタァップ!!!」はとても印象的だったため、オブリビオンファンの間ではしょっちゅう使われる言葉となっています。
ソフトならXboxOne、ゲームストリーミングならPSNowで!
私が最初オブリビオンをやったときはPS3しか持っていなかったためにPS3でプレイしましたが、PS3だとスペック的な問題でいつかはプレイがままならないほど重くなるようです。
だから今から始めるのならPS3以外のバージョンでやった方がいいです。
今からオブリビオンをプレイするのならXbox360版ソフトかPSNowのストリーミングプレイが対応しています。
まずソフト版ならXbox360版。
Xbox360版はXbox360か下位互換のあるXboxONEでプレイできます。
Xbox360版だとPS3版にあったような問題も起こらず快適です。
今なら中古で安くて100円から、完全版だと1500円くらいで買えます。
The Elder Scrolls IV:オブリビオン Game of the Year Edition プラチナコレクション – Xbox360
そしてゲームストリーミングサービスであるPSNowにもオブリビオンはラインナップされています。
PSNowにオブリビオンがあると聞いたときはテンション上がったもんです……。
PSNowはまだまだ遅延などの問題点もあるそうですが、その問題が顕著に出るのはPS4用ソフトのような最先端ゲームのみであり、オブリビオンのような昔のPS3用ソフトは気にならないレベルだとYouTube動画などでは説明されていたりします。
それにこれからの技術革新で遅延問題なども解消していくでしょうから心配する必要もあまりないかと。
利用料金が一ヶ月1180円に値下げされたので、一月だけ試しに契約して自分が許容できる範囲の遅延かどうか調べるのもありですね。
PC版スカイリムでオブリビオンができるMODが開発中
エルダースクロールズの第4作目であるオブリビオンは、第3作目であるモロウィンドと同じく熱狂的なファン(タマネギ?w)が多い作品でもあります。
そのため、スカイリムのスペックでオブリビオンをプレイしてみたいという人も多いのです。
そんな声に応えるようにスカイリムでオブリビオンをプレイできるスカイビリオンという非公式MODが制作されています。
現在はまだ開発中なのですが、開発段階の映像を見る限りそのクオリティは高そうです。
私はゲーミングPCは持っていないので配信直後にプレイはできなそうですが、いつかはやってみたいです。
でも日本語音声に対応していないと思うので、そこは残念です……。
でもいつかスカイビリオンの日本語化をしてくれる有志が現れるかもしれないので期待はしておきますか。
ベセスダによるオブリビオン正式リメイク待ってるぜ!
望み薄であったも期待せざるを得ないのがオブリビオンの正式リメイクです。
今のところリメイクの情報は全くありません。
スカイビリオンのように非公式MODでのプレイは可能になるとしても、それはまがい物。いろんな不具合も出てくるものと思われます。
バグが多いことで有名な開発元ベセスダであっても、公式リメイクなら良いものに仕上がるでしょう。
最近のベセスダはフォールアウト4やフォールアウト76のシステム面での失敗などからイメージは悪くなっています。
新しいアイディアで冒険することは大事ですが、それにしても最近はフォールアウト76の月額プラン『Fallout 1st』の批判などもあり、ユーザーが離れていっている感もあるんですよね。
だからこそここで名作オブリビオンをリメイクして、スカイリムで囲い損ねた購買層を獲得すべきなのでは?と考えるわけです。
スカイリムと違い、緑に溢れ明るい雰囲気のオブリビオンだからこそ今までは敬遠していたライトユーザーも囲い込めると思うんですよね。
しかし、ベセスダは一つの作品を完成させるために何年もかける企業だからそれも難しいのかもしれませんね……。
何年もかけて作った作品がコケたら大変です。下手すりゃ倒産危機ですから。
まぁだからこそ一定の評価のあるオブリビオンをリメイクして評価を取り戻す必要があるのかもしれませんが。
エルダースクロールズシリーズは膨大な量のあるテキストや広大なフィールドを作らなければならないために、リメイクであってもかなりの重労働でしょうが、それでもぜひリメイクしてほしいです。
そのときは未プレイである第3作目モロウィンドも一緒にリメイクしてもらえると助かります(笑)
まとめ
スカイリムとオブリビオンについて書いてみました。
画質もローカライズも一般論で言えば劣っているオブリビオン。
しかし私のようにオブリビオンの方が面白いという人もたくさんいます。
10年以上前の古い作品ということもあり、未プレイという人も多いと思います。
それでも今からやっても楽しいと感じられる面白さがそこにはあります。
ぜひともシロディール地方での生活を始めてみてください。
The Elder Scrolls IV:オブリビオン Game of the Year Edition プラチナコレクション – Xbox360
以上、ユウスケがお送りしました。