こんにちは、ユウスケです。
HSPって現代の社会で生きるにはつらい性質ですよね。
敏感すぎるがために人が側にいるだけで疲れるから、社会生活しているだけで疲弊してしまいがち。
そんなHSPというものになった原因を知りたい人はいるでしょう。
原因を突き止めれば治すための糸口にもなりますしね。
しかし結局のところHSPは生まれつきであり治す方法はありません。
だから原因を考えるのではなく、今後どうするかということが大事になってくるんです。
HSPには原因がありません!だから諦めて自分と向き合いましょう
まず初めに、自分の『性格』形成には様々原因があります。
環境や友人関係など、人生を生きる上でのいろいろな刺激により性格は決まりますが、それは自分の意思次第で変えることは可能でしょう。
しかしHSPというのは生まれながらの気質です。性格ではないんです。
それになったことに原因はなく、変えることは難しいことなのです。
自分が周囲にどういう振る舞いをするかは決められますが、感じ方というものは変えようがないですもんね。
HSPは病気でもないために社会から補助してもらうこともできず、つらい思いをすることが多いはず。
病気じゃないために処方薬もなく治す方法もありません。
そもそも『治す』なんてネガティブな方法を取るべきでもないんですけどね。
HSPは生まれついた長所であり才能のはずです。
それを受け入れて生かしていくということが必要のはず。
そして傷つきやすいHSPの人に対し非HSPの人は「甘え」だなんて言ってくることもあるでしょう。
HSPの人は自己肯定感が低い傾向にもあるために「弱い自分がいけないんだ……」と自己批判をしてしまうこともあります。
しかしそれは非HSPの人が(言い方は悪いですが)鈍いだけなんです。
そういう人は鬱病の人にも甘えだと言っている可能性が高いです。
非HSPにはHSPを真に理解することは難しいので、そう言われたとしても気に留めず、良くも悪くも自分と相手は違うのだということを知りましょう。
親がHSPだと子もHSPになる?
HSPに原因は無いと書きましたが、HSPは遺伝的気質と言われるため、親がHSPだと子もHSPになりやすいという意見もあります。
ですが親が非HSPであってもHSPは産まれますし、その逆もしかりです。そういう場合は隔世遺伝だとも言われます。
HSPという概念の生みの親エレイン・アーロン博士によると、HSPは人間だけじゃなく多くの動物で見られる傾向であり、その割合はどの動物でもやはり8(非HSP):2(HSP)で発現しているとのこと。
種の存続のために必要な遺伝的情報なのでしょうね(現代人的にはデメリットが多いですが……)。
人間が産まれるということにおいて、親が非HSPであっても先祖にHSPがいる限りHSP特性を持った子供は絶対に産まれてきてしまうということなんですよね。
HSPは無理に非HSPになろうとしなくていい
HSPの人はHSPのままでは社会で生きていくことが難しくなっていくために、努力して非HSPになろうとする傾向にあります。
そして非HSPのように頑張って振る舞っている人もいるのでしょう。
しかしそれはあくまで仮の姿であり、HSPは非HSPにはなれません。
諦めましょう(笑)
『諦める』と聞いてネガティブな感情を抱く人は多いと思いますが、『諦める』とは『明らかに認める』のことです。
HSPである自分のことを認めることが大事なんです。
HSPにはHSPの生き方がある
HSPにはHSPなりの生き方があります。
非HSPが大多数であり、非HSPが作り出した社会でHSPが順応できるわけがありません。
順応できたとして、それは仮の姿であり、自分を偽りながらつらいことにも耐えながらの人生になってしまいます。
自分がHSPなんだと気づけたのなら非HSP社会に合わせて生きるのではなく、HSPらしい生き方を模索していくことが大切なんです。
私もHSPですが、会社員として一生生活することに絶望し、今は退職しインターネットを使ったフリーランスのような働き方をしています。
もし会社員を辞めずに今ままで生きていたとすると、私はストレスで病んでいたかもしれません。
だから、あなたも自分がおかしくなってしまう前に対策を何かしらの対策を打ちましょうね。
まとめ
今回はHSPには原因というものが無いということなどを書いてみました。
原因がなく治すこともできないのだから抗っていてもしょうがないんですよね。
HSPであることを受け入れて幸せになれる人生を掴み取りましょう。
多くのHSPの人がより良い人生を送ることができるように願っています。
以上、ユウスケがお送りしました。