こんにちは、ユウスケです。
人間誰しも年を取ります。
意識したときは10代だったのにいつの間にか20代になり、そしてあっという間に老人となっていくのでしょう。
そんな人生の中で一番つらい時期は20代後半から30代だと言われています。
その期間を『クォーターライフ・クライシス』と呼ぶらしいです。
20代後半から30代は人生最悪期!?クォーターライフ・クライシスがつらすぎる!
クォーターライフ・クライシスとは『人生の4分の1が過ぎたときに訪れる幸福の低迷期』という意味があります。
10代から20代前半までにあった無敵感はなくなり始め、今後の人生を深く考えるようになり、今選択している人生は正解なのかと思い悩むようになる時期です。
私も会社員を辞めフリーランサーのように働くことになったことを「これで合ってるのかな……?」と不安になることがあります。
こんな考えは誰にでも訪れるらしいです。
だからもしあなたが20代後半からそういった悩みに苦しんでいるとしても、独りじゃないということは覚えておいてください。
自分の人生を自分で切り開いていこうという意識高く意欲のある人間が陥りやすいらしく、つまり現実化したい夢や理想がある人ほど苦しみやすいのだとか。
クォーターライフ・クライシスの切り抜け方
生きていれば誰にも訪れ、誰もが通過していくのがクォーターライフ・クライシスというものです。
その期間の生き方を書いていきます。
……いや、本当はこっちが教えてほしいくらいですが(笑)
私も現在20代後半を迎えたばかりの青年ですが、ばっちりクォーターライフ・クライシスにはまり込んでしまっているために現在進行系で苦しいです。
でもそんな当事者である私が調べたクォーターライフ・クライシスの切り抜け方を一覧してみました。
クォーターライフ・クライシスは5つの段階に分けることができ、抜け出すためにはその段階に合わせた生き方が必要になってきます。
- フェーズ 1:仕事、恋愛、あるいはその両者において、自分がした選択のせいで、閉じ込められてしまったように感じる。いわゆる「自動操縦」状態。
- フェーズ 2:「ここから抜け出さなければ」と感じ始め、思い切って飛び出せばなんとかなるのでは、という思いが募ってゆく。
- フェーズ 3:仕事を辞めたり、恋愛関係を終わらせたりして、自分を閉じ込めていたと感じるものと決別する。あらゆるものから距離を置き、自分が誰であり、何をしたいのかを見つけるための「タイムアウト」状態に入る。
- フェーズ 4:ゆっくりと、だが着実に、人生を再建し始める。
- フェーズ 5:自分の関心や目標に合致したことに、熱意をもって取り組むようになる。
ここに書くことは様々な情報源から得た知恵や、クォーターライフ・クライシスの当事者である私が考えた対策として書いていくので参考になればいいです。
フェーズ1からフェーズ5まで順に解説していきます。
フェーズ1
仕事、恋愛、あるいはその両者において、自分がした選択のせいで、閉じ込められてしまったように感じる。いわゆる「自動操縦」状態。
20代後半は大人になって様々な選択を経験してきた時期になります。
どんな仕事をしたか(しているか、してきたか、してきていないか)、どんな恋愛をしたか(しているか、してきたか、してきていないか)などなど。
自分の人生経験を鑑みてそれが正解なのか不正解なのか分からなくなるんですよね。
この時期は自問自答に陥り、自分の今までしてきた選択を反省や後悔するときなのかもしれません。
常に自分にとって正しい選択をしてきた人なんて稀だし、この段階では誰もが鬱になりやすくなるんでしょうね。
対策としてはこの段階はただただ思い悩むということ自体に意味があるので、考えに考え尽くすことが重要なんじゃないかと思います。
悩みきったら次の段階へ進めるはずです。
フェーズ2
「ここから抜け出さなければ」と感じ始め、思い切って飛び出せばなんとかなるのでは、という思いが募ってゆく。
この段階からは思い悩むだけでなく行動への準備期間とも言えます。
早くに抜け出したくなって焦りも感じ始めるんですよね。
しかし焦らずに計画を立て、いきなり走りだすことのないようにしましょう。
20代前半までは若気の至り全盛期で行動すればなんとかなる状況でしたが、大人として認知され始めた年代になると慎重に動くことも大事になってきますから。
フェーズ3
仕事を辞めたり、恋愛関係を終わらせたりして、自分を閉じ込めていたと感じるものと決別する。あらゆるものから距離を置き、自分が誰であり、何をしたいのかを見つけるための『タイムアウト』状態に入る。
この段階は行動に入り始める段階です。
自分を縛り付けていたものと決別し、自分が進みたい方向へ足を進めます。
フェーズ2で立てた計画を元に自分の生き方自体を決めていくんです。
フェーズ4
ゆっくりと、だが着実に、人生を再建し始める。
クォーターライフ・クライシスは早くにこのフェーズ4まで行くことで、乗り越えることができると思っています。
この段階では『人生の再建』を具体的に始めるときなため、希望の光が見えるといった感じなのかもしれません。
これまでのフェーズで導き出した「これだ!」と思うものに注力していきましょう。
フェーズ5
自分の関心や目標に合致したことに、熱意をもって取り組むようになる。
フェーズ5になると自分の道を決め、ただ進むだけの段階になります。
思い悩むことはせずに自分が選択した人生を歩き続けましょう。
クォーターライフ・クライシスというものは何度も訪れるとも言われているので、フェーズ1からフェーズ5を繰り返すこともありますが、そのたびに乗り越え方を思い出し人生をより良いものにしていきましょうね。
20代・30代は全然若い
クォーターライフ・クライシスは人生最悪期なんて言いますが、実はまだまだ余裕あるんですよねw
そもそもクォーターライフ・クライシスなるものは、今まであった余裕期間が短くなることによる焦りからくるものだと思います。
「若い時期がなくなっていく……」という焦りの根本は『自分はまだ若い』という考えと表裏一体ですからね。
自分で言うのもなんですが、20代や30代はまだまだ若いですから。
引退した高齢者がもし20代・30代に戻れたのなら人生で『挑戦する』という答えが多いそうです。
それは夢だったり恋愛だったり。
挑戦してこなかったということが一番の後悔であり、それはクォーターライフ・クライシスのときにいろんなものを諦めてしまった人が多いからなんだと思います。
20代・30代というまだまだ全然若い内に思い悩み、人生をより良き方向へ進めていきましょう。
40代からはミッドライフ・クライシスなるものがあるらしい
私にとっては遠い未来の話になるのですが、40代からは『ミッドライフ・クライシス』という危機的時期があるそうです。
ミッドライフ・クライシスとは「自分の人生はこんなもので良かったのだろうか」と思い悩む時期だそうです。
今まで人生で選択してきたことが正しかったのか分からなくなる人が多くなるとか。
どんな年代になっても危機的時期なんだろうなぁと思いましたね。
しかしクォーターライフ・クライシスというものは、このミッドライフ・クライシスという期間が移り変わりの激しい現代において早まって訪れるものだという意見もあります。
つまり20代後半からミッドライフ・クライシスが始まっていると考えてもいいわけです。
人生は長いようで短いもの。
後悔しない人生を送りたいものです。
まとめ
クォーターライフ・クライシスはつらいものですが、この時期をうまく切り抜ければ成長できるので頑張らずに頑張っていきたいと思います。
同じ年代の人も一緒に頑張らずに頑張っていきましょう!
以上、ユウスケがお送りしました。