こんにちは、ユウスケです。
人間は主に二つに大別できます。
それはHSPか非HSPかです。
HSPとは敏感で繊細過ぎる人のことを指し、非HSPはその逆のことを言います。
比率で言うと非HSPは約8割の多数派であり、HSPは約2割の少数派。
だからHSPは生きづらさを感じることが多いそうです(現にHSPである私は生きづらいです)。
昔から繊細過ぎて俗世に適応できない人はそれなりにいたと思いますが、その多くがHSPだったのではないかと思います。
そんなHSPですが、何やら最近認知度が上がってきているようですね。
HSPの認知度が高まり市民権を得てきた?
このサイトではHSPについて結構記事を書いてきたつもりですが、その甲斐あってかHSPの認知度も高まってきたように思います(自惚れ)。
ネット記事で見かけることも多くなったし、HSP関連書籍も増えました。
今までは『過敏症』だとか『根暗』だとか『ネガティブ思考』だとかいう言葉で片付けられてきたような人たちに、ポジティブなスポットライトが当たったような感じがします。
悪い意味で捉えられてきた『繊細さ』という特性が、HSPという概念により一気に良い意味で捉えられるようにもなるのかもしれません。
でも、これまでの人生経験で思うことなんですが、HSPの感じ方って非HSPには理解不能だったりするようです。
私はこれまで「なんで分かってくれないんだろう……」とか「なんでそんな酷いことを笑っていえるんだろう……」とか思い悩んでしましたが、感覚が全く違うんだからしょうがないことだったんですね。
発達障害なんかと違い、HSPは『気質』だそうですが、この『気質』って言葉を使うことって日常生活ではあまりないことが概念の広がりを阻害しているようにも個人的には思います。
HSPは『性格』でもないしなぁ……。
他にもっと適した言葉があるといいが……。
今は主にネットだけ。テレビで紹介される日も近い?
認知度が高まってきたとっても情報を見るのはまだまだネットの中だけであり、テレビで紹介されることもまだありません。
このネットの時代ですらテレビの影響力というものは大きいもので、テレビ紹介されれば認知度は一気に跳ね上がるものかと思います。
もうすぐNHKで特集が組まれるらしいので、その際には認知度はぐんと上がるものと思われますね。
約2割も存在するのなら視聴率は稼げるだろうから、これからはこぞってテレビで紹介されるようになるかも。
そうなればいいなぁ。
HSPを公言する有名人が出てくれば認知度上がるかも
どんな国でも人口の約2割はHSPだと言われているため、有名人に中でもHSPの人はそれなりにいると思われます。
発達障害を公言する有名人はいますが、当事者がHSPのことを知らないからなのかHSPだと公言する有名人は私の知る限りはいません。
個人的にHSP気質があるかもと思う有名人はたくさんいいますが、例を挙げるとすれば以下の人たちです(違ったらごめんなさいねw)。
- 尾崎豊
- 村上春樹
- 滝本竜彦
- 藤原基央
- 草野マサムネ
などなど。
HSPには相手の気持ちを慮る特性があるために、聡明な人が多い印象です(自画自賛にもなっちゃいますが)。
一概にHSPと言っても特性の現れ方は千差万別なため判断は難しいところですがね。
まとめ
HSPの認知度の高まりについて書いてみました。
ADHDを代表とする発達障害のような1割にも届かない少数派概念が社会に浸透している現代、少数派でも約2割いるならもっと周知されやすいのではないかと思いますね。
まだ始まったばかりであるような概念ですが、ゆっくりと着実に広まっていってることを感じます。
HSPは基本的には争いを好まない傾向にありますが、少数派なためどうしても発言力が弱いものです。
割合を増やすことはできないでしょうけど、HSP的価値観を広めることはできると思います。
HSP的価値観がもっと広まっていけば、世界はもっと優しくなっていくんじゃないかなぁと思っています。
以上、ユウスケがお送りしました。