こんにちは、ユウスケです。
インターネットというものは発足して以来、ある程度自由が維持されてきました。
最近でこそヘイト発言の規制など目立つようになってきましたが、それでもまだまだ圧倒的な自由が保証されています。
しかし自由だからこそ無秩序になってしまうものです。
日本でも。
日本のネットって批判ばっかでやばくない?
外国のネット事情は詳しくないのですが、少なくとも日本のネット空間は荒れに荒れています。
何かを発言すれば批判や悪口などのネガティブコメントが溢れます。
しかもそれらは匿名・半匿名によって行われるため、無数の見えない敵からの攻撃のようですよね。
海外のネット事情に詳しいわけではないのですが、インターネットの本場アメリカでは匿名の書き込みというものにあまり重きを置かれないといいます。
そんな風に日本もなれば少しは変わるのかな……?
インターネット普及率が限界値に達し、スマホが全世代に行き渡り、ネットが当たり前のインフラとなった現代。
「大いなる力には大いなる責任が伴う」という言葉は誰の言葉だったか……。
ネットという大いなる力を持った我々ですが、その責任を果たそうとしている人は極少数に感じます。
公式YouTubeはだいたいコメント欄閉鎖
企業が公式で出している動画にはコメント欄を閉鎖していることがほとんどです。
なぜでしょうか。
分かりますよね。すぐに荒れるからです。
何かの商品紹介公式動画だったのなら商品に対する文句や、動画に出演している演者に対する悪口など、誰かや何かをやり玉に挙げ叩くという風潮が目立ちます。
変なこと書き込まれたならその都度消せばいい話ですが、キリがないんですよ。
コメント欄には誰でも何度でも書き込むことができるので、アンチ一人いれば無茶苦茶に荒らし回ることは容易です。
海外版YouTube動画ではコメントを常時受け付けているのに対し、同じ製品を紹介する動画のはずが日本版YouTube動画ではコメント欄は閉鎖されています。
海外の人もわかっているんですよね。
日本だとコメント欄は酷いことになるって。
懸命な判断だと思います。
ほんと何でこんなことになっちまったんだか……。
ちなみにこのサイトでもコメント欄は初めから閉鎖しています。
メリットなんて皆無ですからね。
Amazon低評価レビューの嵐
例えば待望の新作RPGだったファイナルファンタジー15は日本のAmazonレビューだと低評価が圧倒的に多いです。
しかし外国版Amazonだとだいたい好評となっています。
低評価が多いのはほぼ日本だけという特異なコメント欄となってるんですよ。
海外の多くの国では加点方式で作品を評価するのに対し、日本は減点方式であることが原因だとも言われていますが……どうなんでしょうね?
アンチが多いのか、ただ何かを叩きたい人が多いのか。
Amazonではクソゲー扱いされているけど実際にプレイしてみると神ゲーだったってことは実はあるあるです。
SNSでは『正論を振りかざす』といういじめが流行っている
有名人が多少配慮を欠いた行動をしたとしましょう。
するとどこからともなく正論を持ち出し叩き始める人が現れ始めます。
正論を言っているので的を射ているのですが、正論を振りかざし相手を叩き始めたのならそれはただの『いじめ』です。
一見正しいことだからこそ相手にどんな反論もできないため、一方的な言葉の暴力となっていきます。
正論を武器にし盾に取り人を攻撃する行為は卑怯そのものだと私は思います。
Facebookは日本で唯一の荒れないネット空間?
日本のありとあらゆるネット空間は匿名発言による言葉の暴力により汚染されていたりしますが、Facebookは荒れることが少ないといいます。
理由は分かりますよね。
実名登録SNSだからです。
実名も顔写真も所在地も生年月日も、ありとあらゆる情報を公表している空間でむやみな発言はできませんからね。
直に現実社会に関わってくるからです。
裏を返せばネットへの悪口などの書き込みは現実社会へ影響がないから行うという考えが日本のネット社会にはあるのでしょうね。
もし全てのネット空間が実名でしか意味をなさなくなったのだとしたら、日本のインターネットは今より遥かに秩序の保たれたものになるのかもしれません。
しかし私的には実名オンリーのネットは望みません。
匿名だからこそ面白いこともあるし、発展することもあるからです。
大きな組織の都合の悪い人間が被害を受けることも実名ならありえるので、そこは慎重にならなければなりません。
何にしてもシステムによっての解決ではなく、その本質は心の問題なんですけどね。
『ええんやで精神』をなくしたねらー達
ねらー、つまり2ちゃんねらーの間でも
2ちゃんねるといえば荒らしや悪口が書き込まれる匿名掲示板という印象が強いですが、古参ねらーいわく「今の2ちゃんは殺伐としている」そうです。
昔は「すまんな」と書き込めば「ええんやで」と返してくれるVIPクオリティ(ヌクモリティ)があったといいます。
しかし今は悪口に悪口を返す応酬ばかりになってしまったとか。
叩き合いではなく許し合いが大切なんだなと感じる良い例ですね。
もう匿名・半匿名の意見は気にしない方がいいかも……
前にネット規制の記事も書きましたが、もうインターネットにはある程度の秩序が必要な段階にあると思います。
ネットには誰でも匿名で何でも発言できてしまうために、個人である程度世論操作を行うこともできてしまいます。
「多くの人がこう思っている!」とでっち上げればいいだけですからね。
そんなことができないようなネット規制の時代はすぐ側まで来ているのかもしれませんが、一番大事なことは匿名での発言に惑わされない心を養うことだと思います。
まとめ
日本のネット空間はもう目も当てられない状態になってしまっていますが、人の心が変われば改善に余地はあるはずです。
ネット規制のようにシステム面を変えるのではなく、やはり自分らのあり方が一番重要なんだよなぁと感じます。
これからも日本のネット空間がより良いものになるように色々発信していきたいと思います。
以上、ユウスケがお送りしました。