こんにちは、ユウスケです。
現代社会、なんだか生きづらいと感じている人は多いように思います。
考えすぎることが悪いとされる社会では、そんな悩みを打ち明けると「敏感すぎ」とか「考え過ぎ」とか、まるでこちらが悪いことのように言われることがあります。
そんな社会での生きづらさを感じているのなら、あなたはHSPかもしれません。
HSPとはHighly Sensitive Person(ハイリーセンシティブパーソン)の略語であり、つまるところ繊細で敏感すぎる人のことを指します。
HSPの人はとにかく外界の刺激に敏感であり、傷つきやすかったり疲れやすかったりといった特徴があります。
この記事ではそんな生きづらいHSPの特徴と対策を実体験に基づいて解説していきたいと思います。
HSPの特徴一覧。多く当てはまるほどHSP度は高い
まずはHSPの特徴を一覧してみたいと思います。
あなたがもしHSPならだいたいのものは当てはまると思います。
以下がHSPの特徴一覧です。
- 強い刺激が苦手
- 環境の微妙な変化に気がつく
- 他人の気分のせいで動揺することがある
- 痛みに敏感
- 忙しい日々が続が続くのが嫌
- 強い光やや音、匂いや肌触りなどで気分を害する
- 想像力が豊か
- 芸術や娯楽で心動かされることがよくある
- 一人になりたいときがある
- いろんなことを同時にすると頭が混乱してくる、ストレスが溜まる
- 人の気持ちが感覚的にわかったりする
- ミスしないように細心の注意を払う
- 暴力的なものやグロテスクなものは見たくない
- 生活が変化することを嫌がる
- 競争が苦手
- 見られているとストレスが溜まる
- 幼い頃に大人に『敏感』『繊細』『内気』だと言われたことがある
などなど。
どうでしょうか?
だいたい当てはまっていたのならあなたは立派な(?)HSPです。
私はほどんど当てはまりました(笑)
自分がHSPだということを認識できたのなら、あとは生き方を学ぶだけです。
そうすることにより、今までより遥かに生きやすくなるはずです。
繊細で敏感すぎる私はHSPだった。HSPとして生きてきた実体験
HSPは5人に1人の割合でいる言われていますが、一応少数派なため社会的弱者と言えなくもないですね。
かくいう私もHSPであり、これまでその類まれな敏感さにより生きづらさを感じてきました。
小・中学生の頃は傷つきやすすぎてすぐに泣き出してしまうような子でした(子供の頃のHSPはHighly Sensitive Child(ハイリーセンシティブチャイルド)を略してHSCと言ったりします)。
他の子にとっては何でもないようなことで泣いていたのでドン引きされていたと思います(笑)
高校生になってからも刺激から逃げるように不登校気味になり、出席日数を気にしながらビクビク登校していたことを覚えています。
学校は言ってしまえば行くだけで最悪何もしなくてももいいところですが、HSPである私は学校に行って帰ってくるだけですぐに眠りに落ちてしまうほど疲れ切ってしまっていたのでした。
私がHSPだということを知ったのは高校を卒業して数年たった最近のことです。
子供の頃は自分のことなんてよくわかってなかったし、その情報に辿り着くこともできなかったんですよね。
社会人になってもすぐ疲れるという体質は治らず、職場の人間関係や仕事の出来なんかで神経が摩耗し、仕事が長く続いた試しがありません。
そもそも学校や職場で人間が側にいるだけでも疲れてしまうのでどうにもならないんですよね……。
敏感な私(HSP)には鈍感な社会(日本)は生きづらいものだったのです。
以下からはそんな生きづらい特性HSPを持っている人が生きやすくなるための私なりの対策を書いてみました。参考にしてみてください。
HSPが幸せに生きるための対策
HSPは社会の中で生きづらさを感じるものです。
鈍感な社会が悪いと全て社会のせいにするのも悪くはありませんが、そうしたところで現状が変わるわけではありません。
だからこそHSPの自分が生きやすい環境に身を移すことが大切になってくるわけです。
そんなHSPが幸せに生きれるような対策を考え書き出してみました。
学生編と社会人編と分けてみたので自分が当てはまる方を参考にしてみてください。
HSP(HSC)の学生が楽になるための対策
学生のHSP(HSC)に勧めたい生き方というのは、無理して学校に行かないことと保健室登校という手段もあることを念頭に置くということです。
学生というものは学校に行っているからこそ学生ですが、昔の私のように学校に行きたくないと常日頃から思っているような人もいることでしょう。
学校は一度入学したら卒業までは同じところに通い続けなければなりませんが、合わないとわかった場所に数年間ずっと行かなければならないって苦痛ですよね……。
だからこそ、HSPだと気づいたのならまずは無理して学校に行かないという選択肢を持つことが大事だと思います。
一昔前なら学びを得られる場所は学校くらいしかありませんでしたが、現代社会ではネットの発達によりどこでもどんな知識にでも一瞬でアクセスでき、ネットを介せば友達だって作ることができます。
学校に行くということ自体の意味が希薄化してしまっているんです。
それなら別に無理して行く必要もないかなと。
ホリエモンさんも以下のようなツイートで学校に行かないという選択に理解を示しています。
確実に行ってないね。当時はスマホもネットもなかったから学校行くしかなかったけど。正直あんなにつまらない場所にスマホとネットがある時代に通わされるって刑務所に通わされてるようなもんだよな。それがわかるだけに辛いよね。俺らの頃はそれしか選択肢がなかったからまだ幸せだった https://t.co/EB1GrZFgcm
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) 2019年5月9日
時代の最先端を行く人の発言だから重みが違いますよね。
HSPの人にとって学校という空間はあまり気持ちの良いところではないように思います。
少なくとも私は学校という空間があまり好きではありませんでした。
そのため私は不登校気味でした(笑)
今考えると、そうしないと身が持たなかったんだと思います。
しかし私のように不登校気味になることを選択するとしても、出席日数や単位の計算をしておきましょうね。
そうしないと卒業自体が危ぶまれますから……。
せっかく入学したのに完全に行かなくなって退学なんてことになるのは最悪の展開です。
それだけは避けましょう。
学歴なんて関係なくなってきた社会ですが、最終学歴は意外と大事です。
せっかく入学したのだから卒業はしたいものです。
さて、しかし鈍感な日本社会では『学校に行く』という選択肢しか認められておらず、学校に行かないという手段が許されないような状況にある人もいるかと。
そんな人は保健室登校という手もあります。
学校に行って教室という空間にいるのが嫌ならば保健室に登校すればいいんです。
保健室には人があまりいないしうるさくもない。そしてベッドのカーテンを締め切ってしまえば一人の空間を確保することもできます。
すなわち保健室とはHSPにとっては落ち着ける空間のはずなのです。
私はこの方法を使ったことがなかったのですが、今考えると保健室登校をしていればもっと楽に思春期時代を乗り越えられたのではないかと思っています。
変なプライドなんかよりも自分のメンタルの方が大事です。
選択肢に入れてみては?
HSPの社会人が楽になるための対策
社会人HSPへ助言するとすれば、働く手段は会社員だけじゃないということと、なるべく刺激が少なく一人で完結できる仕事を選ぶということです。
学生HSPの人は学校という空間に縛られていますが、社会人となると選択肢が増え自分の環境を自分で変えることもできます。
だから自分の選択次第では学生の頃よりも楽に生活することもできるんです。
今までの社会では会社に属することが一般的な働き方でした。
しかしHSPは基本的に集団行動に向いていません。
HSPの気質から言って、多人数の職場にいだけで気持ち的につらく、それだけで疲れ果ててしまうんですよね。
わかりますよ、私だってそうでしたから。
社会人HSPの人が人生を楽にするには、多くの時間を一人で過ごせる仕事に転職することが最善策であると言えるでしょう。静かな空間での仕事なら尚良です。
でも今のコミュニケーションが重要視される社会でそういう会社って稀なんですよね……。
しかし時代は変わり、インターネットによりどこにも属さなくても仕事をすることができるようになりました。
つまりHSPが安心して働ける土壌が育ってきたというわけですね。
HSPに最も適しているであろう仕事を二つピックアップするとすれば、クラウドソーシングサービスを活用した在宅ワークと、ブログ運営・アフィリエイトです。
1つ目はクラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングサービスを使った在宅ワーク。
記事作成やプログラミングなど、多岐にわたる仕事がネット空間を通して請け負うことができます。
コミュニケーションも主にメールでのやり取りなためにHSPが嫌なことも少ないと思います。
いつでもどこでも好きな仕事を選べるので、時間的空間的制約が嫌なHSPの人にとても良い職種だと思います。
二つ目にブログ運営・アフィリエイト。
個人的にHSPの特性に一番合っているかなと思っている仕事です。
アフィリエイトはウェブサイトに広告を貼って、広告の商品が売れたらその分報酬が貰えるという仕事です。
アフィリエイトという言葉は市民権を得てきていますが、まだまだ実践している人は少ない現状だと思います。
自分のペースで行える分野なため、HSPにとって気楽に行うことができると思います。
この期に参入してみてはいかがでしょうか?
このブログも収益化がされています。
主にGoogleアドセンスというクリック報酬型広告をブログに貼り付けることにより、ブログ訪問者が意図してクリックすると数十円の報酬が入るという仕組みです。
一クリックの単価は少ないですがそれが何回にもなると結構稼げるものですよ。
ブログ運営もアフィリエイトと同じく、クライアント側の制約や期限というものもないために数あるの仕事の中で一番HSP向きだと思います。
最初は全く売れずクリックもされず、そもそもアクセスすらないという状況が続くと思いますがめげずに続けましょう。
続ければ一定の成果は必ず出るので、今からでも始めてみましょう。
上記のもの以外のHSPの適職については、別記事『HSPの適職とは。向いている仕事は在宅ワークやアーティスト!』で書いたのでそちらを参考にしてみてください。
以上がHSP社会人への進言でした。
社会人は働かなくてはいけないのでHSPにとってはつらいことが多いですよね。
数十年は働かなければならないので、仕事選びには慎重になりましょう。
まあ、究極的に言えば何もしないという選択肢もあり、ニートや引きこもりになれば鈍感な社会から避難することだってできます。
ニートや引きこもりになりやすい人はHSPなんじゃないかと私は疑っています(笑)
まあさすがに何もしないでずっと暮らすことはできませんが、HSPにとって一時的な休息は大事なものだと思っています。
ささいなことに動揺してしまう 敏感すぎる人の「仕事の不安」がなくなる本
まとめ
私の特性でもあるHSPの特徴と対策について書いてみました。
もし生きることがつらくて自分はダメなやつなんじゃないかと思ったのなら、自分がHSPではないかと疑ってみてください。
HSPは気質なので変えることはできません。
なので上手く向き合って生きていくことが大切なんです。
頑張らずに頑張って生きていきましょうね。
以上、ユウスケがお送りしました。