ルフィに学ぶ『夢の叶え方』!ワンピースは夢を叶えるための自己啓発本だった!

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私が『夢を叶えるための漫画』と聞いて思い浮かべるものはワンピースです。

週刊少年ジャンプで一番人気のある漫画だし、メディア露出も多いので知らない人の方が少ないんじゃないでしょうか。

ワンピースとはすなわち主人公・ルフィが夢を叶える(海賊王になる)ための物語であり、その途中経過を書いた話なんです。

つまるところ、漫画・ワンピースとは夢の叶え方の教科書のような本とも言えるわけです。

この記事では、主人公たるルフィが夢を叶えるであろう要因を書いていきます。

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『夢の叶え方』はルフィに学べ!ルフィが夢を叶えるであろう9個の理由

『海賊王』という確固たる目標(夢)がある

ルフィには『海賊王』という確固たる夢があります。

第一巻から主人公たるルフィの目標は明確であり、それは一時も揺らいだりしません。

世の中の人間で確固たる目標がある人がどれだけいるでしょうか。

多くの人は何の目標もなくただ生きていると思います。

夢がある人も、実は手頃な夢を見つけてそれを目指すけど、本当に叶えたいものかどうなのかは曖昧だったなんてことも大いにあるのではないかと思います。

まずルフィのように、それを叶えるためなら何だってするという確固たる夢なのかを見極めるということがまず第一前提として大切なのかもしれません。

夢を声高々に宣言する

夢を叶える法則としてよく持ち出されるものに、『引き寄せの法則』というものがあります。

引き寄せの法則では、目標を声に出すアファメーションというものも大事だと言われています。

声に出すことにより、嫌でも意識するようになり、言わば自己洗脳のようなことができるわけです。

つまり、ルフィが「海賊王に、俺はなる!」と声高々に宣言しているということは、夢を叶えるためにとても必要なことだったんですよね。

「俺は海賊王になる!」ではなく「海賊王に、俺はなる!」

まず第一に「俺は海賊王になりたい!」ではなく「海賊王なる!」と、海賊王になること=夢が叶う前提で宣言しているということが大事だと多くの成功哲学本にも載っています。

そして原作者の尾田先生いわく、ルフィが「俺は海賊王になる!」という言い方では海賊王にはなれないといった趣旨の発言をしました。

「海賊王に、俺はなる!」という言い方だからこそ、ルフィは海賊王になれる男なのだということです。

倒置法で表現するといわゆる強い言葉となり、その意味合いが増すんだとか。

つまりルフィのような言い方をすれば更に夢は叶いやすくなるとも言えるわけです。

夢を叶えるための仲間を集める

自己啓発本の雄であるナポレオン・ヒル著『思考は現実化する』では、『マスターマインド』を集めることが重要だと説きます。

マスターマインドとは『統一した願望や目標を持った人間の集まり』のことを言い、つまり夢を叶えるための仲間です。

そしてその仲間は、夢を否定しない人ということが第一条件なんです。

ルフィの仲間たちはルフィが海賊王になるという夢を笑いません。

笑うどころか海賊王になるということを心の底から確信しているんですよね。

ルフィが中心の麦わら海賊団は、個々人にそれぞれの夢を持ちながらも基本的にはルフィを海賊王にするための集まりです。

つまり全員の志が統一されているんですよね。

例えば会社を作るとして、社長である自分が会社を大きくしたいと考えているのに社員たちはただ生活費のためだけに働いているとしたら成長は小さくなってしまうものです。

逆にみんなが会社を大きくしたいという志を持っている会社なら成長も早く大きなものとなるでしょう。

少数精鋭でも同じ目標を共有しているということが、夢を叶えるために必要な本当の仲間なんですよね。

『海賊王になる』という夢の果てまで見据える

ルフィの夢は海賊王になることですが、ルフィはその先も最初から見据えているんですよね。

劇中ではそれを『夢の果て』と表現されています。

まだその夢の果てにルフィが何を望むのかは明らかにされていませんが、少年時代からしっかりと持ち続けているんです。

たぶんルフィの夢は海賊王ですが、本当にやりたいことは夢の果てにあり、海賊王という夢自体もそのための手段とも取れるわけです。

あなたにもし夢があるとして、それを絶対に叶えたいと思っているのなら、夢の果てに何を望むのかを考えておいた方がいいのかもしれません。

東大に受かるのが夢だとしたら、夢の果ては東大卒業後の大手企業への就職が夢の果て。

夢は最終地点ではなく、途中経過と定義してしまえば気持ち的に叶えやすくなるとも思えませんか?

シャンクスのような目標とすべき人がいる

ルフィが海賊王を志すようになったのは海賊船長シャンクスがいたためです。

もしシャンクスと出会わなければ、ルフィが海賊王を目指したかどうかはわかりません。

当たり前ですが、ルフィはシャンクスに出会い、自らこうなりたいという目標を得たことが夢を叶えるための第一歩となったわけです。

こうなりたいという人との出会いが夢を形作るのであれば、その人を見つけることも夢を叶えるためには必要なことなんだと思います。

時には逃げることも覚える

ルフィは倒さなければならない相手ならばどんな相手でも怯まず戦い倒してきました。

そんなルフィが最初に完全敗北を喫したのは、シャボンディ諸島でバーソロミュー・くま相手にでした。

そのときルフィが下した決断は、仲間全員に逃げることを徹底しろということ。

今の自分では絶対に叶わない相手だと直感でわかったからこその決断でしょう。

倒せると踏んだのなら、ルフィなら戦い続けたのでしょうが、そうはしませんでした。

つまり逃げることも大切な戦略だということを知っていたんですよね。

四皇・ビッグマムが統治するホールケーキアイランドからも、最後は逃げることに徹底しました。

今の自分では叶わないとわかっていたからでしょう。

現実世界でも逃げなきゃいけないときは訪れるものです。

夢を叶えるにしても、それに立ちふさがる人や組織は存在するはずです。

正面から倒さなきゃいけないこともありますが、逃げなきゃいけない相手を見極めることも大事なのです。

どんなに自信があったとしても、逃げなければ命の危機に瀕することだってありますから。

夢を叶えるためにはまず命あってのことです。

恩師であっても超えていくと心に決める

ルフィはバーソロミュー・くまに完全敗北を喫した二年後、修行を終えたルフィは夢を叶えるために立ちふさがるものは全て倒すと豪語するようになりました。

それはつまり、世界最強の海賊である四皇・赤髪のシャンクスも倒すということです。

前述したとおり、シャンクスはルフィの命を救った恩人であり、ルフィに夢を与えた目標とすべき人でもあります。

あなたに夢があるとすれば、こうなりたいと思う人の一人や二人いるはずです。

そこに辿り着くことを目標にするのではなく、その一歩先、その人を超えていくということを考えて行動した方が夢は叶いやすくなるはずです。

かつての敵と手を握る

少年漫画の王道展開として、かつての敵と手を組むということが挙げられると思います。

そんな王道展開ですが、ルフィは輪をかけて顕著に敵だった者を仲間にしていきます。

もし敵として認識している人とも利害の一致で共闘できるのなら心強いですよね。

敵として君臨しているということは自分との考え方が違うということが多く、すなわちそれと手を組むということは多様性を手にすることと同義なんですよね。

どうしても叶えたい夢があるのだとすれば、敵であっても一時休戦協定を結んで(言い方は悪いですが)利用するべきなんです。

まとめ

ワンピースの主人公・ルフィに学ぶ夢の叶え方を書いてみました。

ドラゴンボールの記事でも書きましたが、ワンピースという漫画を自己啓発本だと意識して読んでみるのも面白いかもしれませんよ。

ドラゴンボールと違いワンピースは一度も完結しておらず、ルフィもまだ夢半ばですが、それでも第一巻から本人が言っているようにルフィは海賊王になるんです。

最初から夢が叶うことが決まっているなら、物語を追っていけば夢を叶えるために必要なことは見えてくるはずです。

ただの漫画だとあなどれないのが漫画ワンピースなんですよね。

 

 

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